2011年12月20日火曜日

人殺しに仕立て上げられ10年間誹謗中傷を受けていたスマイリーキクチさんが詳言... これが本当の、インターネットの怖さ


ネットの世界は、多分この記事を読んでいるあなたが考える
または、僕が考えているものよりもずっと恐ろしいものです。
そんなことを実感させられた記事がありました.........


ネットでの人権問題を、いろいろな体験談などを交えて考えていく
「ふらっと 人権情報ネットワーク」というサイトがあります。
今日紹介するのは、そこにて公開していたスマイリーキクチさんという
お笑い芸人さんの体験談になります。


インターネットで中傷され続けた10年 スマイリーキクチさん
ふらっと 人権情報ネットワーク





世の中は本当に怖いもので、僕たち中坊にはわからないようなことが
ものが、意見が、裏では動いているようです。
でも、まだ裏で動いている分には構わないんです。
だって、放っておけばいいわけですからね。
2ちゃんねるで何を書き込まれようと、Twitterで潰されようと諦めて
無視したり、削除したりすればそれでいいんです。

本当に怖いのは、それが現実に問題として現れてきたときです。
スマイリーキクチさんは、ある経緯から殺人事件の犯人にしたてあげられ
てしまいます。もちろん2ちゃんねるで。噂の盛り上がる速度は尋常では
なく、とても周囲に相談したり、自分で行動したりして止められるレベル
ではなくなったそう。
もう自分のお笑いライブにも支障をきたすレベルです。

そして「巻き添えにしてしまうのでは」という考えから、つきあっていた
彼女との結婚も見合わせることに。

「自分で自分を主張していかなくては」と立ち上げたブログも誹謗中傷で
荒れる無法地帯になるばかり......



とにかく散々な目にあった末、なんとかある刑事さんに取り合ってもらった
上で捜査をしてもらい、19人ほど摘発してもらえて、ひとまず安心.....かと
思いきや、それでもブログへの悪質なコメント書き込みはやまなかったそうです。

ちょっと長いですけど、記事の最後にこんなことがあったので、
引用します。


住んでいる場所や年齢、環境はバラバラでしたが、共通していたのは無責任だったことです。まず「やってない」と否定し、証拠を突きつけられると友だちや同僚のせいにし、最終的には「ネットの情報にだまされた自分も被害者だ」「自分のほうがつらい」と言いだす。涙を流しながら「キクチさんに謝りたい」と言った人が何人かいたそうですが、実際に謝ってきた人はひとりもいません。「表現と言論の自由だ」とも言われました。刑事さんがある人に、「じゃあキクチさんが君の名前をブログに書き込むのも表現の自由なの?」と尋ねると、「それはイヤです。キクチさんは芸能人だからいいけど、自分は一般人で将来がありますから」と答えたそうです。ぼくも芸人としていろいろなネタをやりますけど、自分の言葉には責任をもたなければいけないと常に自覚しています。表現の自由を言うなら、責任ももってほしい。そうでなければインターネットは書きっぱなしの無法地帯になってしまいます。


ネットで傷つけられたけど、救われた部分もあります。ブログをふつうに読んでくれる人たちもいました。前例がなかったからひとつひとつが手探りで回り道もいっぱいしたけど、今まで他人事だったことを自分のこととして考えたり痛みを感じたりできるようになりました。今、つらい思いをしている人は、決してあきらめないでほしい。あきらめない限り、必ず助けてくれる人と出会えるはずです。



本当につらい現実ですね.....
と悲しく思うのも大切ですが、本当に考えなきゃいけないのはそこでは
ないと思うんですね。あくまで、この話を"体験談"として聞き流すのでは
なく、これが現実に起こっていて、いつ自分が同じ目にあってもおかしく
ないということを、実感するのが大切だと思うんです。


僕はネットの人権問題とか、そういう話に結構興味があります。
そんな中で思う、中坊らしいまとまってない意見があるんです。


僕は、ネットに流れる情報のみならず、自分のもとに舞い込んでくる
情報は"すべて嘘"だという前提のもとに、吸収すべきだと思うんです。
今回の話とは少し離れた内容になってしまいますけどね。
極端な例を言えば、この体験談が果たして本当のことを語られている
かどうかは、わかりませんよね。
そもそも、「ふらっと 人権情報ネットワーク」というサイトそのもの
が実は嘘ばっかり書き込まれている、怪しいサイトかもしれません。
(決してそうだと言っているわけではありません!)

また、このブログに書いてあることも、よくよく考えてみれば信憑性
とか、どうですか?本当に信じられますか?

本当に深く考えれば、信じられるものなんて何もないはずです。
だからと言って、度が過ぎれば疑心暗鬼になっちゃいますよね。
ですから、とりあえず目に入ったり聞いたりした情報は真実として
受け止めても、仮にそれが嘘であった場合の対処法も考えておく...
という形がいいと思うんです。僕は。



みなさんは人権や情報に関する自分なりの意見はお持ちですか?



これからは、そういうことを考えていないと、"自分がネットを
使っていなかったとしても"ネット等の問題に巻き込まれてしまう
かもしれません........

まあ、ネット社会に限った話でもないのでしょうけど......

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