2010年9月25日土曜日

nScript講座 第2回

では始めましょう、第2回です。

まずサンプルを見てください↓

///////////////////////////////
Function main() {
a=4;
puts ("a");
puts (a);
puts ("%a%");
}
///////////////////////////////

解説するためだけのようなスクリプトですねえw
実行してみてくださいね。どう表示されました?
表示命令putsが用いられて、
a44
と表示されるはずです。
3つ目をのぞいて、だいたい似た感じですね?
では何が違うのでしょうか?書き方がかわっちゃったっていったら
それまでですけどねえw

1つ目から順番に見ていくとしましょう。
1つ目はaが""で囲まれていますね?
前回で述べましたが、""は囲まれた中の文字をそのままだすものです。
囲ってあるので、aがそのままになってaと表示されます。
囲わなかったらどうなるか?それが2つ目ですね。

2つ目は、そのままaが書かれています。
勘のいい人は気がつくと思いますが、2行目の文章で
a=4;
となっています。
=は、算数では「は」数学では「等式の記号」です。
プログラミングではどちらの意味も取らないんです。
左辺=右辺だと、左辺(左オペランド)に右辺(右オペランド)の値を
代入するという意味になるのです。
算数的=の向きを変えた感じですね。
つまり今回は変数aに4を代入することになります。
で、puts (a);で表示された文字は、4です。
つまり、""で囲わなかったものは変数という風に解釈されるのです。
ちなみに変数とは、数値や文などをいれておく箱のようなものです。
決して一文字でなきゃいけないわけじゃなく、
Helloとかいう名前の変数も作れます。
変数はa=4のように決めなくても、突然使うこともできます。
その場合、使われた時点で0が代入されます。
で、です。今回はputsの()のなかに変数をそのままいれたので、
aつまり4が表示されたんですね。

問題は3つ目です。
""と、%%でaが囲われてしまっています。完全包囲ですw
そして表示されたものは、4。
どういうことかわかりますでしょうか...?
きっとこうすればわかりますよ。3つ目をちょっと書き換えてください。
puts ("a=%a%");
こうして実行すると、a=4と表示されます。
わかりましたか?%%で囲ったものは、変数として扱われるのです。

これは後々結構役に立ってきますので、どの使い方もきちんと
覚えておくようにしておいてください。
それと同時にプログラミングの感覚も身につけてくださいね。

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