毎回新しいiOSが出るころにiPodが壊れて、最新ファームに上げなければ
ならなくなってしまう僕のiPodが、ちょうどまともにアップデートしよう
と思ってたころにまた壊れました。
そしてしぶしぶiOS4.3にて入獄......
ってなわけで新ツールのリリースを待っていたのです。
そしたら2日しないでリリースされました、Sn0wbreeze 2.3!
この時はまだbeta1のときでしたね。
かくかくしかじかで、いろいろな苦難を乗り越えて今回やっと成功しましたので
その苦労も含めてレポートにしようと思います。
必要なもの
・iDevice本体
↑ここ重要。
・iOS4.3ファームウェア(ipsw)
↑全てのファームウェアがダウンロードできる、Pineのおすすめサイト
・最新のiTunes(10.2.1)
↑普通にアップデート(10.2.1以外でできるかは不明)
・Sn0wbreeze 2.3(beta3)
↑公式サイトからは発見不可(3/18現在)
・負けないこと、投げ出さないこと、逃げ出さないこと、信じぬくこと
↑結構マジです。
・日本茶or紅茶
↑優雅に飲めるものなら何でもOK
手順
・iDeviceをiOS4.3にアップデートする。既にアップデート済みの場合はよし。
・Sn0wbreezeを展開、起動する。(ダイアログは全部、OKっぽいのを押しておく)
・右矢印をクリックして表示される画面の右にあるボタンを押し、出てくる
ダイアログで自分のiDeviceの種類のiOS4.3ファームウェアを選択。
・しばし待って、エラーが出ないで「デバイスの種類を検出したよ!」
って画面になったら右矢印で次ページ。※1
・次の画面でSimpleモードにするか、Expertモードにするかたずね
られるのでSimpleを選択。※2
・カスタムファームウェア作成開始......
しばし、用意しておいたお茶をすすって待つ。※3
・終わったぜ!(Done!)って表示されたらOKを押す。※4
・iDeviceを言われたとおりに操作しろ!って言われるけど無視。
この記事に従ってPCに接続し、DFUモードにする。
・無事突入したらばページを何回か送る。するとDFUモード検出
しましたと出て、処理中を示す別ダイアログ(かっこいいやつ)が表示される。
・そこの処理が終わるとダイアログ(普通のやつ)が表示されるのでOKを選び、
先のダイアログ(かっこいいやつ)が消えるまで一応待ち、Sn0wbreezeを終了する。
これでiDeviceにインストールするカスタムファームウェアと、その後必要な
ツールがデスクトップに出力されました。
また、今iDeviceはDFUモードでも、リカバリーモードでもない、特殊なモード
になっています。一応PCからの取り外しは行わず、次の手順に移ってください。
・次にiTunesを起動する。すると復元を促すダイアログが表示される。
・ここから、先ほど作ったカスタムファームウェアで復元する必要があるので
復元ボタンを特殊な押し方で押す。
Winの場合はShiftキーを押しながら復元ボタン
Macの場合はOptionキーを押しながら復元ボタンを押す。
・すると出てくるファイル選択ダイアログで、デスクトップに出力されている
Sn0wbreeze_"デバイス"-4.3.ipsw
というファイルを選択する。
・iTunesが復元を始める。このときiDeviceの画面が通常のアップルマークでは
なく、雪がかじられたマークになっている。
・iDeviceに表示されている雪のマークを眺めながら、再び優雅にお茶を飲む。
・復元が終わると、iDeviceが再起動され、完了する。が、このときiDeviceは
購入初期の状態であるので、まずiTunesに接続しなければ使えない。
とりあえず認識だけさせてiDeviceが使えるようになったら、登録も同期も何も
しないで、iTunesを終了する。
これで、カスタムファームウェアの導入は成功です。
しかし、今試しにCydiaを起動してみてください。起動しませんね?
この後からは、再起動等するときは特集な方法で起動しなくてはいけません。
というか、この方法を使わないと無限再起動に陥るので起動できません。
・デスクトップに出力されたiBooty-for-4.3を開き、中にあるiBootyを起動する。
・起動すると出てくる画面の右下の一覧から、自分のデバイスを選ぶ。
・ここでまたDFUモードに突入させる。
・無事できたらStartボタンを押す。
・処理が終わってiDeviceが再起動したら成功。※5
※一覧
※1・・・エラーが出てしまった場合は、サイトからファームウェアを
ダウンロードし直してください。ファイルが破損しています。
※2・・・カスタムファームウェアを過去に作った経験のある人又はこんな
の楽勝だぜって人はExpertでも全然OK。解説はしませんが。
※3・・・優雅に飲む事。
※4・・・この画面でうっかり閉じちゃった人。再びSn0wbreezeを起動して
左上のiREBメニューから項目を選ぶ。するとここまで戻って来れるので続ける。
※5・・・再起動しなかったらDFUからやり直す。負けないこと、投げ出さない事
逃げ出さない事、信じ抜く事。これが一番大事。
これにてやっと完了です!
いまはもうCydiaが使えるはずです。ということでアップデートしてください。
すると、まあ基本ソフトウェアのアップデートですから再起動が要求されます。
再起動します。
.......ここでいつになっても起動せずに、何回も何回もめげずに再起動しはじめる
場合があります。というか大概そうなるはずです。
そうした場合、慌てずに、電源ボタンとホームボタン同時押しの過程から
DFUモードに移行し、iBootyを実行してください。
ですので、新ツールがリリースされてこの問題が解決されるまでは、けっして
iBootyは削除しないでください。
なお、iBootyは一発でうまくいかないこともあるので、失敗したら、
iBootyとiDeviceを再起動して、再度やり直してください。
Pineは7回試して7回目にやっと成功したこともあります。
ではお疲れさまでした。
2 コメント:
Sn0wbreeze_"デバイス"-4.3.ipswを選択して復元してもエラーになります。
なにか方法はありますか?
手順を読み飛ばしてはいませんか?
きちんとカスタムファームウェアを作成した後に、Sn0wbreezeでPwnModeという特殊なモードになっていれば、成功するはずです。
仮にいまSn0wbreezeを閉じてしまっていたとしても、再度開き、左側のメニューからiREBを選んで実行すれば、PwnModeにするところの直前から再会できます。
そこで無事、PwnModeに突入できたら、iTunesで復元をしてください。
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