2011年11月22日火曜日

ApplidiumがSiriの仕組みを公開「SiriはAndroidでも動作します!」

画像:Gizmode

今日になってSiriの移植関連ニュースが急展開を迎えました!

実は少し前からPCやAndroidへのSiriの移植が可能とほのめかしていた
グループ「Applidium」が、本日新たなデモビデオを公開しました。
その内容がすごいんです...............


まずは動画をどうぞ。こちらです↓
(全画面の720pで見ると内容がわかりやすいかも....)





これはですね.....つまりSiriのサーバーもどきを手元で作って、それに
iPhone4Sを繋いで通信することで、Siriを動かしているのでしょう。

ですから、「Test Siri Proxy」というような、普通動かせないような
命令まで動かすことが出来ています。
で、ターミナル(怪しい画面)に表示されている内容は何かというと、
このときのサーバーとの通信内容を全部表示させてるんですね。
話しかけた内容も即文章に変換され、内部で処理がなされた後に
結果が表示されています。


そして、Applidiumはなんとこのソースを公開しています!
手順も公開しています。

applidium/Cracking-Siri
 - GitHub





Pineも、ちょっと前にここに書かれている「How to do speech-to-text
 using a non-iPhone4S machine」という手順を踏んで、試してみました。
結果は失敗に終わりましたけどね。とりあえずいいとこまで進んでいる模様。
ちなみにこれは、PCからSiriのサーバーもどきを作って、そいつと通信する
ことによってうまいことSiriのような動作をPCで行おうというものです。

これを活用すれば、PCやAndroidでSiriが動くようになるんです!きっと!




またGizmode Japanには、さらにこのような内容がありました。


・・・そしてその中で、彼らはSiriがAndroidなど他のネット接続端末で
使えない理由はたった1行のプログラム上のコードであることを発見しま
した。・・・問題のコードは全iPhone 4Sに対し1台ごとにユニークな
ものが割り振られていて、今のところそれを複製する方法はありません。
なのでサードパーティのクライアントを作って動かすには、手持ちの
iPhone 4Sに割り振られたコードを捕捉してそれを流用し、iPhone 4S
の方は使わないことにしてしまうか、もしくは同じコードを使い回し、
アップルに見つかってブロックされるのを待つかしかありません。



とのことです。

ランダムな文字列.......ですか。
この文字列の性質にもよりますが、もしかしたら、この文字列の生成規則
(アルゴリズム)を解くことで、Siriの移植が可能になるのかも知れません。

でも完全に個体ごとに別々の番号が割り振られていて、それらの値すべてを
Appleが管理しているのだとすれば、純粋なiPhone4Sから抜き出すしかない
ということになります。でもそしたらAppleにばれてBANは確実です。



はてさて、ここまで続けられてきたSiri移植プロジェクトは、どのような
結末を迎えるのでしょうか............

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