先日MozillaがFireFox9を正式リリースしたとか。
そんなFireFoxの歴史を簡単にまとめてみました。
興味があったら続きをどうぞ。
※ここではマイナーな(細かい)バージョンアップは取り上げません。
また、同じMozillaから出ているNetscape Navigatorは取り上げません。
Mozilla Phoenix 0.1~0.5
リリース:2002/09/23~12/07
一番最初のFireFoxです。
この頃からツールバーはカスタマイズ可能で、DLマネージャもあり、タブブラウザだったそうです。
FireFoxと言えばこれ、と言われるほどの拡張機能も既に付いています。
Mozilla Firebird 0.6,0.7
リリース:2003/05/17~10/15
ここでPhoenix社から訴えがきて名称が変わります。
バージョンは引き続きなんですね。
パスワードマネージャなどが搭載されます。
Mozilla Firefox 0.8~1.0
リリース:2004/02/09~11/08
またまた訴えが来て、今の「Firefox」に名称が変更されました。
テーママネージャが搭載され、セキュリティの修正も何度も行われています。
Mozilla Firefox 1.5
リリース:2005/11/29
ここでようやくメジャーアップデートです。
自動でのアップデートシステムが搭載され、個人情報も簡単に削除できるようになりました。
Mozilla Firefox 2
リリース:2006/10/24
フォーム入力時のスペルチェック機能、検索ボックス内でのサジェスト機能(途中から文字を補う機能)などが搭載されました。
Mozilla Firefox 3
リリース:2008/06/17
パフォーマンスを向上させたほか、スマートブックマークなどの新機能を追加され、
アドオンマネージャやダウンロードマネージャを改善し、セキュリティも強化しています。
「今回のFirefox 3はInternet Explorer 7の9.3倍速くて、Firefox 2より2.7倍速い」が売り文句。
Mozilla Firefox 3.6
リリース:2010/01/21
現在でもサポートが続いてる唯一のバージョンです。
ひつぶもこのバージョンから使い始め、つい最近まで使い続けてました。
ワンクリックで簡単に「着せ替えブラウザ」を楽しめる「Personas」 がこのバージョンから標準搭載されました。選べるデザインの総数は4万を超えるとか。
Mozilla Firefox 4~8
リリース:2011/03/23~11/09
バージョン4から、「高速リリースサイクル」が導入されました。
通常半年~1年周期で行われるアップデートが6週間ごとに行われる仕組みです。
すでに4~8のサポートは終了しています。
Mozilla Firefox 9
リリース:2011/12/21
先日公開されました。
「Firefox8より最大45%、Firefox3.6より最大10倍高速化」が売り文句。
Javascriptの処理が大幅に改善されたとか。詳しくはここで。
6週間ごとにアップデートが来る「高速リリースサイクル」も次のバージョン10でいったん終了します。
シェアをChromeなどに奪われつつもトップに食い込んでいるのは変わりません。
今後も期待してみたいですね。
参考
・The Andrew Turnbull Mozilla Network
・FirefoxとWebブラウザの発展の歴史(PDF)
・livedoorニュース 「Firefox 9」正式版登場
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