よりによって、
エイプリルフールにこんな記事を書かなくてはならないという悲しい状況ですが。
今日もまた深夜に、Twitterをのそのそと徘徊していたところ、
@onionsoftware
Update : HSPで作るスマートフォンアプリ bit.ly/fj4WYP #hsp3
とのつぶやきが、HSPの製作者様であるおにたまさんからされました。
このときは、どうせDroid向けだろうな。俺には関係ねえ!と思って記事を
素通りするつもりでいたのですが.......
見てみると、、
とここで話すよりも、実際に見たほうがショックが大きいでしょう。
こちらをご覧ください。
...タイトルにも書いてあったことを忘れていましたが。
そうです。iPhoneアプリの開発にHSPが使えるというのです!
なんで基本Winバイナリで、僕みたいにWineを使ったりしていないと
Macで使うことのない HSPがiPhoneに!?と驚嘆して一時間気を失って
しまいました(今日は四月一日です)
でもまさに衝撃の事実ですよ。
それも全然開発には携わってない、まったく無関係な人がやってのけたのなら
暇だったんだなーくらいにしか思いませんが....
公式ですよ公式ですよ!正式にリリースする予定だと言っているのです!
もし本当に実現したら.....
AppStoreには今よりずっと、くだらないアプリと素晴らしいアプリが
出回るようになるのでしょうね。
もちろんできるのなら僕もやりたいと思います。
で、わくわくするのは程々にしておきましょう。
ここからはちょっくら真面目な話です。
このような歴史的な大事件が起こったときには、起こった理由を考え
それについてさらに詳しく想像していく必要があります。
今回の事件は、歴史的でもなければ事件でもありませんが、まあ考える
ことは同じでしょう。
一つ目に考えることは、その理由です。
これは言うまでもないかもしれません。誰でも簡単に、より身近な
デバイスでプログラムを実行できるようにすることで
プログラミングの楽しさを知ってもらうところにあるのでしょう。
そして次に考えることとしては.....
実際の導入方法です。
一番導入しやすく、公にきちんと行える方法としては、
1、HSPでプログラムを書く
2、そのソースを、「ソースコンバーター」を使ってiPhone用に変換する
3、iPhoneSDKにプロジェクトを読み込ませてワンクリックでコンパイル
4、その後AppStoreにて自分でアプリを公開する
この手順でしょう。
これは何もHSPに限らずとも、他の言語でも用いられている方法です。
これのメリットは、
「正式な方法のみで完結する」
ということです。
途中に挟んではいけない過程を挟んだりはしていません。
ではデメリットは何かというと、
「HSPは基本的にWinで動くものなのに、iPhoneSDKのためにMacを
購入しなければならない」
「Appleのデベロッパー契約を行う必要があり、お金がかかる」
「HSPでソースを変換して、うまくできて、最新版のxcodeを入手できても
最新版のMacがないとインストールできない!つまりお金がかかる!」
ずばりこの3つでしょう。というかPineが実際困る事を並べただけですが。
でもやっぱ困りますよね。初心者のユーザーに向くものとはとても言えません。
ではここで、ちょっとPineが思いついた手順で導入するとします。
1、脱獄する/
2、HSPでプログラムを書く。
3、脱獄自作アプリのコンパイラ(作:おにたま様)向けにソースを変換する
4、脱獄自作アプリのコンパイラを使ってコンパイルする
5、Cydiaに簡単にあげられるように準備しておいたおにたま様のサーバーに
作ったプログラムをアップする!
なにげにおにたまさんのやる事がいっぱいになってるのは気にしない!
でもこれ結構効率的だと思いませんか?
メリットとしては
「Appleと契約する必要がない!(だって僕らはJailbreaker!)」
「おにたまさんが手数料をとらない限りお金がかからない!」
「Mac買わないでもいい!」
この3点です。先の手順のデメリットを全部ひっくり返しました。
ではデメリットをあげてみましょう。
「おにたまさんが、サーバーを準備し、そしてコンパイラを開発する必要がある」
(手間がかかってしまう)
「非公式な手段を随分と公に使ってしまうことによるAppleの反撃が......」
ということでしょう。
これだけ公に脱獄を促すようなをことをしたら、おにたまさんのもとには、
もれなくAppleから白い紙が送られてくることでしょう。
もしくはAppleが本格的に、脱獄ユーザー征伐運動を始めるかもしれません。
脱獄したらすぐに壊れるようにすることや、脱獄しているとネットから観測
できた場合は即座にそのユーザーのiPodを破壊する等......
まじでAppleはやりかねません。そのための特許も取っていますから。
Apple kill switchというものが一つです。
これは、「iDeviceの中で悪い働きをするプロセスを見つけた場合、Appleが
遠隔操作で強制終了する」ものです。
つまり、いつも何をしているか見守っていて、ウイルスが入ってきた日なんか
はAppleが殺してあげるよ、という一見やさしさに満ちあふれたサービスです。
しかし
Appleは脱獄する事自体を、ウイルスを侵入させるための手順としています。
Cydiaが動いているのを見つけたら、
「不正な動きをしているから強制終了する!ついでに全部データー消す!」
と、いうのもありえない話ではないのです。
こんな怖い中、まあそんな公に脱獄ユーザーは喜ぶ事はやれないわけですよ。
Dev-teamとか、GeoHotさんとかあの辺がどうなっているかは全く知りませんが。
まあまあここまでグダグダと書き連ねてきた中で、2つの方法が思いつきました。
どちらでくるかは全く持ってわかりませんが、まあ、くるのでしょうw
僕らはどうすることもできません。楽しみにしながら、のんびり待っていましょう。
では。
追記::(4/2 21:06)
iOS版については、開発環境としてMacのxcodeが必要になることや、デベロッパーの登録が必要になるので、やや敷居が高いですがWindows上のHSPで開発したものを、AppStore等のマーケットに登録することができれば、HSPのソフト開発者にとって新しい発表の機会が広がっていくと思います。
また、これと並行してandroid OS搭載の端末に向けたHSP Dishの開発も進めています。android OSであれば、iOSよりも敷居が低く誰でも開発、登録などを行なうことができるようになります。
との、おにたまさんの記述がありました。
どうやら僕が期待していた脱獄路線は消えそうな模様ですね..........
......いや、まだ希望を捨てずに祈り続けましょう!!
Appleと契約なんてできない!だって僕らはJailbreaker!!
ではー!
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